担当利用者数と粗利
福祉用具専門相談員の皆さん日々、営業頑張っていると思いますが
一人で担当する件数には限界があります。
今回は、その理由を体験談で書いていきます。
質の低下
最初の頃は件数を増やして会社に貢献したい気持ちや自分自身の為に営業に力を入れて利用者の獲得に専念していました。
最大で175人の担当をさせていただきました。
内訳は介護保険貸与145人一般レンタルの件数が30人
喜ばしいことでしたが管理が大変です。カンファレスの出席や各書類作成、販売、住宅改修の業務を実行しないといけないからだ。
優先順位をつけて行動しても調整が出来なくなってきました。
それによってカンファレスに出席することが難しく照会で対応したり他の業務も業者に任せきりになったり販売や住宅改修も次の仕事が迫っているため本来の私が心がけている親身な対応が疎かになりました。そしてケアマネさんやご利用者、そのご家族の信用を失うことになりました。
このままではダメだ
実行したこと一般レンタル廃止
点検などしなくて良い契約でしたがトラブルにつながる可能性と、やはりご利用者なので気になり訪問していました。
一般レンタルによって介護保険のレンタルに結びつくこともありますが営業は自分自身の価値を向上しないと、そして魅力がないと駄目だと思います。
多職種交流会に参加したり福祉用具以外の分野も勉強し異業種との交流であったり卸業者とは特にコミュニケーションを図りました。
そして介護保険貸与の対象者で件数を100件まで減らしました
粗利益
担当利用者数を減らしたことで私の月、計算できる利益は少なくなりましたが、その分、全て上手くいく訳じゃないけど、もう少しできたんじゃないか早く対応していればと悩むこと後悔しない対応が出来るようになった。
基本はレンタルの営業ですが販売、住宅改修の受注があれば私の給料分以上の利益は出せると思います。
また丁寧な仕事をすることによって各関係者からの信用もつきます。
まとめ
営業で成果を上げることは大切だけど信用あっての仕事です。
どんな仕事でも受けるのやめて時には断ること勇気が必要だと思います。
たとえ依頼を断っても信頼さていればケアマネさんは相談してきます。
嬉しかったことは、もう件数を持てないと話していても相談の電話やlineで問い合わせがあることだ。
問い合わせてくれる気持ちに感謝だし私も新しい事例を経験させてもらえる。
福祉用具専門相談員の能力が上がる。
お読みいただきありがとうございました。